個人用避難信号発信器PLBが日本でも使用可に
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こんにちは調査員Yです。台風19号、20号のコースが大分県を逸れて安心しました!
ですが他県では被害が出ているようで、8月25日・26日あたりには再度、北海道付近を通過するようです。まだまだ予断を許しませんm(_ _)m
弊社では調査のために船を所有していますが、台風の度に船が波風でひっくり返らないよう対策を行っています。(漁師さん達もこの作業を行います)
この台風対策というのが本当に大変で(ーー;)
船を止めている反対側の岸から、リール竿でおもり付きの糸を船のデッキに投げ込んで、その投げ込んだおもり付き糸に、ロープを結んで再度陸側から引っ張る。
こんなやり方でロープを張ります・・(伝わったか心配です。笑)
簡略:船と岸をたくさんロープで繋ぎます。
せっかくので(*^o^*)船での調査話をします!
船は、海上からしか監視または撮影が出来ない場合に使用します。又尾行でも使います。
特に大分県は海沿いに面している地域が多いので、例えば大分市から国東市に先回りする場合などは、あっという間に移動が完了し、車での移動時間の3分の1程度で行けます。
そして何より!船からだと全く怪しまれずに張り込みが出来ます!
その際は決まって『釣りをしているフリ』をします!(^_^)フリですよー。
ここで今回ブログでご紹介したかったのが、個人用遭難信号発信器『PLB』です。
これは海上での使用が限定となりますが、世界ではすでに50万台以上が普及していて日本でも使用ができるようになった機械です。
大きさは、ガラケーくらいのサイズで緊急信号ボタンを押すと海上保安庁へ自身のGPS位置情報と通報が行き、遭難してしまたった際の救助要請に大きく役立ちます。
例えば、堤防で釣りをしていて海に落ちて流された場合や、水上バイクやプレジャーボートで落水して遭難した場合などに助かる率がグンと上がります。
もしご家族で、海のレジャーをされる方がおられましたら、絶対オススメです!
同機械にはバッテリーが内蔵されており約5年間保ちます。又機械を実際に使用される場合には事前に総務省・九州総合通信局航空海上課に免許申請が必要です。
申請を行わずに使用すると、罰せられてしいまいますので十分に気を付けてください。
※この申請を行っている事で遭難通報者が誰なのか海上保安庁も認識できます。
詳細につきましては、PLBレスキューリンクプラスなどでググって下さい。
もうひと話させて頂きますm(_ _)m
先日、大分県別府市在住のボランティア、尾畠さんが不明になっていた2歳児救助で有名になりましたね。大分県民として本当に誇りに思いました。
このお話で凄く印象的だったのが自身の食料は持参し、一切の責任は自身で持つ。お礼は受け取らないという姿勢でした。
何か、久方ぶりにこのような方を見た気がしました。自分のお爺ちゃんお婆ちゃん達の年代にはこんな日本人が多かったような気がします。(今でも素晴らしい方は沢山いますが)
自分も余裕が出来たら何かしたいなーと思いながら、何も出来ていない・・・(ーー;)
思い立ったら吉日!私の年代のスター、吉川晃司さんを見習って実行したいものです。
※吉川さんはお忍びで西日本豪雨被災地へボランティアで入っているようです。
〆ます、9月は大分市・柞原八幡宮で仲秋祭がありますね。ご家族で足を運ばれてみてはいかがでしょうか。