いじめ対応のマニュアル作成 大分市教委
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大分市教委は、滋賀県大津市でいじめを苦に中学2年生が自殺した問題を受け、小中学校でのいじめ対応策をまとめたマニュアルを作成した。これまで学校に出していた各種通知などを整理したもので、未然防止のための点検項目を設けた。21日に開く小中の生徒指導担当者を対象にした研修会で配る。
マニュアルではいじめを把握してから解決につなげるまでの各組織・機関との連携の流れを図示した上で、いじめの被害者、加害者、周囲の同級生など各関係者に指導・助言するべき事柄をまとめた。
いじめが深刻化するのを防ぐ手だてとして、教職員、学校、市教委の3者で、児童生徒への聞き取りや支援会議の開催など、それぞれが日常的に取り組むことを記した点検票を作成。
校内での指導だけでなく、家庭訪問や学級通信の活用など保護者との連携を強める活動もリストに入れた。
市教委によると、現在各小中学校では各学期末に1回のペースで、いじめや学校生活に関わるアンケートを実施している。青少年課は「今回作成した点検票を教職員、学校、市教委の3者で定期的にチェックする体制を築きたい」としている。
[2012年09月21日 10:16/大分合同新聞]
◎弊社業務内容に実態調査という項目がございますが、子供のイジメに関する実態を把握することは非常に難しいのが現状です。理由として、学校内など、私どもが立ち入る事が出来ない場所で行われる事が上げられます。こうなりますと、やはり現場の先生方が目を見張る以外に方法はなく、また子供達からのヒヤリングを定期的にとる事で実態を把握していくしかないのが現状です。親御様が心配される事として、いじめられていないかは勿論の事ですが、反対の立場である、いじめていないかと言う事も気がかりだそうです。ガラス張りの教育現場、学校と親御様が二人三脚とした志がなければ、この問題は解決しないのではないでしょうか。