ストーカー:事件簿
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■長崎ストーカー殺人 被告の男に死刑判決
おととし、長崎県で、ストーカー被害を受けていた女性の母親と祖母が殺害された事件で、殺人などの罪に問われた28歳の男に対し、長崎地方裁判所は「何の落ち度もない2人の命を理不尽に奪った結果は重く、極刑を科すしかない」として、求刑どおり死刑を言い渡しました。
被害者側は、警察にストーカー被害を訴えたにもかかわらず、事件を防げなかったことには、「警察に行ったことは本当に後悔している。相談に行った相手を間違えてしまった。警察には、あすにも起こるかもしれない事件のチェックや対応に全力で臨んでもらいたい」とコメントしています。
なぜ、ストーカー被害を未然に防ぐことが出来なかったのか。これまでにも、似たような事件を耳にするたび心が痛みます。私どもは大分の探偵として、ストーカー対策並びに、被害状況の証拠収集などを急務として行ってきました。もし、ストーカー被害に遭われている方は、1人で悩まずご相談下さい。又、興味深い記事を見つけましたので、ご参考までにUPさせて頂きます。
【ストーカーになりやすい男の傾向 真面目で律儀、ナルシスト】
後を絶たない、ストーカー事件。ストーカーが被害者やその家族を殺害する事件も少なくない。DVやストーキング被害のカウンセリングを行うNPO法人ヒューマニティ代表の小早川明子さんは、ストーカーになりやすい10+ 件男性として、以下のような例を挙げる。
「私が会ってきたストーカーの人たちは皆、真面目で律義。マメマメしいので一見いい人そうに見えます。それから、自分に自信がなくて外見を飾るか、あるいはナルシスト傾向があって、鏡ばかり見ている人ですね。それから、約束を破られたり無視されたりすると激高するようなタイプも要注意です。自分のことが大好きで、えらそうに見せたがる人も多いです。
もう少し具体的に言うと、人に対しての評価がコロコロ変わる、用もないのに1日3回以上メールを送ってくる、メールの返事がないと”遅い!”と怒る、デートのときに店の人に冷たい態度を取る、などがあります」
そして、元夫や恋人がストーカーにならないために、弁護士の淺松千寿(あさまつちひろ)さんは、別れ方にも工夫が必要だと指摘する。
「かつては、電話や対面で別れ話をすることが大半でした。それが今では、メールなどで一方的に別れを告げるか、ひどい場合は、携帯電話で着信拒否。それでは相手の中に”終わり”がなく、別れたという実感を持てません。すると、期待を持って追い続けてしまうのが人間なんです」
別れを告げたら暴力をふるわれるような場合以外は、その場はつらくても、しっかり向き合って別れることが大切だという。
この人だけは大丈夫と思いたいけれど、その思い込みも、その過信も、捨て去ったほうが良さそうだ。
※女性セブン2013年6月20日号