トピックス:企業調査について

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弊社では、企業様からと、一般の方からのご依頼比率が5対5となっており、企業様からのご依頼内容の多くは、採用調査、新規取引先並びに代表者調査、営業マンの業務中に於ける行動調査などです。

採用調査からご説明させて頂きます。同調査の目的は、採用後にトラブルを起こす可能性がある人物かを見抜く事にあります。又、遅刻、無断欠勤などもトラブルの一部として考えます。同調査結果の好ましくない例ととして、経歴(学歴)詐称、素行や風評が好ましくない、多額の負債を抱えていた、などが挙げられ、そういった方を採用した場合、決まってトラブルを起こされたり、すぐに会社を辞めてしまうという事が多々あるようです。特にお金を扱うような重要な部署、ポジションでは、計り知れない損害が想定され、人員の選定には表面上見えない所まで調べておく必要性があると考えております。

こうした中、弊社のハードルとなってくるのが、個人情報保護法です。この法律の重要性や正当性は、十分、理解しておりますが、本来の『知る事の権利』というものの重要性もあると私どもは考えています。例えば、知られてまずい事は、隠す。これは人間性に関わってきますが、そのような人間も存在する事が事実で、その隠された本質を、合法的に、明らかにする事が私どもの目的であります。会社の人員補給を急いだ挙げ句、結果的には会社のマイナスとなってしまった、という事は避けたいものですね。

次に、新規取引先並びに代表者調査です。現在、流通している企業年鑑的な情報では実態が見えてこない事もよくあり、情報上では問題がない会社でも、不渡りを出す直前であったり、不渡りや事故がなくとも突然、倒産してしまう会社もあります。又、企業様サイドで入手した情報がどのくらいホットな情報か、という事も気になるポイントです。今現在、真新しく見える情報でも、情報源は数年前であったという事もよくある話で、強いてはインターネット上に現在、アップロードされている会社が存在しないという事もあります。何をベースに会社を健全に運営していくか、これは何処の企業様へも当てはまる事と思いますが、情報収集能力=先見の明・システムの合理的簡略化・信頼関係の構築、この三本柱に限るのではないでしょうか。

まさに、日本企業は信頼関係というものを重んじてきました。それを表す一つとして、約束手形がありますが、この手形システムは日本独自のもので欧米などには存在しません。しかし、その一方、日本人の気持ちや心を逆手に取る犯罪も増加してきており、悲しい時代になってきたと痛感しております。目には目をでは、争いは絶えませんが、犯罪にはセキュリティーという対義は確立させるべきで、先手先手のセキュリティーとして弊社の情報収集能力をご活用頂ければと思います。又、会社の実態を見極める上で欠かせないのが、トップの姿勢です。いくら会社の業績が良くても、ざるに水を注ぐように、トップが湯水の如く、散財していては見込みのある会社とは言えません。昔気質の社長様の多くは、食べられない時代を経験されて来ている上、儲かったからといって贅沢をするという発想はないと思いますが、新進系の経営者になると、そうもいかないようであります。こういった代表者などの個人的な情報は流通しておらず、この部分を知る事が、本当の意味でその会社を知る事になると考えております。

最後に、社員様の、外回りの状況です。現在はGPS機器なども安易に購入する事ができる時代となりました。ですが、車両はともかくとして、人間に機械を取り付ける事は法的にも問題があると考えられ、尾行しか手段はないと思います。やはり、人の手が必要な分野はどんな業種でもあると思います。私どもの先人の言葉に、『現場千回』というのがあります。靴をすり減らして、見慣れた現場でも千回見に行きなさい。そうすれば、見えなかった事が見えてくる。という意味に私はとらえています。弊社では1社、1社のご依頼に体と頭と全力で使い、ご期待にお応えしております。