子供の非行問題と、いじめに関する調査事例
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現代の子供は生まれながらにして情報社会の中にいます。その事もあり頭の起点が効く、空気を読む子供が多く、学校の内外では大人顔負けの子供社会が形成されています。こうしたなか親御さんとしては子供たちを守るため必死で目を配る訳ですが、なかなか内情までは見通せないことが実情です。
まず現代の非行問題についての傾向ですが、ひと昔前の不良といえば髪を染めたり、薬物やタバコ、バイクの無免許運転など、あからさまに目に見え勉強をしない子供たちでした。そして親御さんサイドにも問題のあるご家庭が多かったように感じます。しかし現代の非行問題児のご家庭は殆どがごく一般的で、親御さんに至っては学歴や職業の水準も高いようです。ではなぜ恵まれた家庭環境にいる子供たちが非行問題をおこすのでしょう。そこには昔の子供と、今の子供に目的意識の差があるからです。
昔、不良と呼ばれた子供たちは単純に楽しい事、格好良いと思った事を実行するのみでした。そしてそれを許す家庭環境があったと言えます。現代、問題をおこしている子供は表面上では勉強ができ、塾通いもきちんとこなしています。この子供たちの中で一体なにが起きているのでしょう。
これは大人と何ら変わりがない『ストレス』です。
大人なら好きなものを食べたりお酒を飲んだりドライブをしたり要領よくストレスを発散します。では子供たちは？朝から夕方まで学校に通い、夜は塾です。将来的なことを考えればという大人の勝手な考えは行き過ぎると子供を危険にさらします。子供たちにとっては今が全てであり、学校の中での世界が全てと思っています。こうしたストレスからいじめ問題が発生しているようです。
◎子供の変化に気づいてください
食欲がなくなったり、教科書が破られていたり、玩具がなくなっていったり、携帯電話に過敏に反応して出たがらないようになったら、要注意です。
◆コミュニケーションをしっかりと
子供の話をいつも聞いているよで聞いていないのが大人です。問題がおこっている時に子供は必ずシグナルを出しています。学校や部活に行きたがらない。本当にさぼりたくて行きたがらない子供は少ないのです。子供には学校が全てではない事。いじめられていたら、転校すれば良いだけの事。このような、あっけらかんとした考え方を子供に教えておくべきです。大人だって合わない職場なら退職するでしょう。子供たちが大人になるまで命を繋げる事、これが親の勤めだと思います。お子さんに異変を感じたり、非行問題でお悩みの方は弊社までお気軽にご相談ください。
