なぜ、不倫を止められないの?
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こんにちは調査員Yです。m(__)m長年、探偵をやっておりますと沢山のご夫婦の問題に直面します。
その中でたまにお聞きする例は、配偶者の不倫に気づいた方が、自分で証拠をつかんで解決した!という流れです。
ここまで読むと、一件落着といった感じです。
ですが、大半の場合はこの流れで不倫は終わらず『もっとバレないようにしよう』となってしまいます。
解決したはずが解決になっていない。
もう会っていない(GPS上では)みたいだけど、何か違和感を感じる・・・
重要→不倫相手の目的を軽く考えてはいけません。
不倫は依存性が高い事は世の中に認知されていますが、その原因は、興奮作用です。
悪いことをしている時のドキドキ感、独身時代のような自由な気持ちになれる、日ごろのストレス発散ができる。等々
様々な感情がからんで、麻薬のように不倫は継続されていきます。
そして前途に書いた、不倫相手(以下、Aと書きます)には目的がある事が多く、簡単には配偶者(以下、本人と書きます)を手放してくれません。
Aの目的とは何か?
率直に書きます。人生の補償やお金の場合が多いです。
浮気相手であるAは、本人と結婚又は、生活保障を求めている事があります。
そこでAは、あえて本人の配偶者に浮気がバレるような行動に出ます。
車の中に忘れ物をする。本人を遅い時間まで拘束する。SNS上に不倫デートで行ったお店の写真をアップするなど。
こうなってしまうと、浮気されている側としては、注意しても浮気を止めないのだから離婚しよう、となってしまう訳です。
でも、本当に離婚していいのか?浮気相手の戦術にはまっているのでは・・・
【大きいポイントです】
浮気している方(本人)は洗脳状態にある事が多いです。
洗脳されている人に止めなさいと言って、止めるのか・・・答えはNOです。
弊社に依頼される方の大半は離婚するか迷っています。
私がいつもアドバイスさせて頂く事は、お金目的で慰謝料請求するのではなく、『行動力のある配偶者がいる事をアピールする』ために、慰謝料請求する事をお勧めしています。
そして、離婚を心に決めていても焦ってはいけません。
本人と不倫相手の縁が切れないうちに、離婚協議を行ってしまうと、Aは当然、お金は極力渡すなと本人に助言します。
こういった事から依頼者の方には、順序としてまず、本人とAがきちんと別れる事。
その後に、ご夫婦の関係をどうするか、決める事。
『もういい』と、さじを投げたくなる気持ちは分かりますが、本ブログを少しでも参考にされて下さい。
【写真:福岡にて企業様向けのリスク法務実務研修会に参加させて頂きました】